ブラジルのメディア26日付報道によると、2023年、パラグアイは南米で最も成長率の高い国になると報じています。
パラグアイ中央銀行元代表のカルロス・フェルナンデス・バルドビノス氏は、「今年のパラグアイ経済が0.2%成長するか、0.5%縮小するかは問題ではない」と述べ、「経済の成長には世界的な要因と国内的な要因があるが、パラグアイ経済の今年の停滞は、農業が原因だった。来年、豪雨や干ばつがない限り、良好な農業生産が予測される」と、経済成長の理由を説明しました。
国際メディアは、今年のパラグアイ経済について、今年末までに0.3%縮小すると分析し、これに対しパラグアイ中央銀行は0.2%のプラスと予測しています。バルドビノス氏は、「2022年は基本的にもう過去のことで、あまり重視せず、2023年に注目している」と語ります。続けて、「過去20年間のパラグアイ経済の平均を見ると、南米で最も成長している」と指摘します。
同氏は、「天候に恵まれれば来年は8%から9%の経済成長が期待できる」と強調しています。仮に天候不順で大豆の生産が20%減少しても、今年の収穫量よりも多い、としています。さて、バルドビノス氏の予測通りになるのかどうか。