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大量の銃器を摘発=リオデジャネイロ=

 地元メディアによると、警察は民間人協力者と合同で18日、リオ北部の犯罪組織拠点を捜索、ライフル銃と機関銃を28丁、リボルバーやピストルなど30丁の武器を発見、押収しました。さらに860㎏のコカインを含んだベースペースト150㎏も押収しました。

 リオデジャネイロヴィッツェル知事は記者会見で「州史上最大の武器や麻薬を押収した。警察は、銃器など武器庫の存在を早くから補足しており、場所の情報も得ていた。今回は探知犬の助けで、武器や麻薬の発見に成功した」とうれしさを露わにしました。

 また知事は、「押収された武器は国際的なテロリストが使用するもので、武器調達の資金も彼らが与えていた可能性がある」と指摘しました。武器は、地域社会の住民や労働者が使用するものではなく、「黒人、奴隷、スラム街の住人が使用している」とも語りました。