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GDP成長率は前期比0.8%増

 国内メディアによると、ブラジル地理統計院が30日、2018年第3四半期(7~9月)の国内総生産GDP)は対前年同期比1.3%増で、前期比は0.8%増だったと発表しました。0.8%増は、今年四半期の中では最大の伸びです。18年第1四半期(1~3月)と第2四半期(4~6月)の伸びは、いずれも前期比0.2%増でした。

 今期は今年最大の成長を記録しましたが、現在のGDPは12年上半期(1~6月)と同程度です。地理統計院は「GDPのピークだった14年第1四半期と比べ、現在はまだ、それよりも5%低い」としています。

 今期の各産業の伸びは、前期比で第一次産業が0.7%増、第二次産業が0.4%増、第三次産業が0.5%増でした。第二次産業のプラス成長は今年に入って初めてです。第三次産業の伸びは17年第2四半期以降で最大になりました。