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バーレが上場企業最高益

 国内メディアによると、財務情報を扱うエコノマチカ社が上場企業の利益をまとめ発表しました。上場企業の中で2017年第1四半期(1~3月)に最も大きな純利益を上げたのは資源企業のバーレで、16年第1四半期比で25.0%増の78億9111万3000レアル(約2762億円)の純利益でした。

 バーレに次ぐ2位はブラジル最大の民間銀行であるイタウ・ウニバンコで、純利益は前年同期比16.8%増の60億5249万レアル、3位は16年同時期に12億4600万レアルの純損失を計上した国営石油会社ペトロブラス(純利益は44億4900万レアル)でした。以下、ブラデスコ銀行(40億7068万7000レアル)、ブラジル銀行(24億4302万1000レアル)と続いています。

 業界別では、18行の純利益の合計が前年同期比8.1%増の銀行業界がトップで、次いでアンベブ社を筆頭とする食品・飲料業界が続きました。