中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

3割がブラジル経済「良くなる」

 調査機関ダタフォーリャが2日公表した最新の調査で、ブラジル経済の先行きを悲観的に見るブラジル人が減少していることが分かりました。地元メディアによると、ブラジル経済がこの先悪化するとした人は2016年12月調査では回答者の41%でしたが、今年4月の調査では31%に減少しました。経済が上向くとした人は28%から31%に上昇、現状維持と答えた人は27%から35%になっています。

 また、回答者自身の財務状況が悪くなると答えた人は昨年の27%から18%に減少、良くなるとした人は37%から45%に増えました。ただ雇用に関しては回答者の57%が悪化すると見ています。雇用についての見方は昨年12月の67%より少なくはなっていますが、悲観的な人が依然半数を上回っているのが実情です。