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テメル政権を68%が「信頼しない」

 各メディアによると、ブラジル世論調査・統計機関が行ったテメル政権の調査結果が発表されました。テメル政権を「良い」または「最高」と回答したのは14%で、「悪い」または「最悪」と答えたのが39%に上りました。大統領の信頼度に関する質問では、信頼すると答えたのは26%(前回調査は27%)で、信頼しないと答えた割合は68%(同66%)でした。
 今年6月に行われたジルマ前大統領弾劾成立前の調査では、「良い」または「最高」は13%、「悪い」または「最悪」は今回と同じ39%でした。今回の調査でテメル政権を「普通」と回答した割合は34%で、前回調査の36%から微減。「分からない」または無回答は12%(前回13%)でした。
 ジルマ政権との比較では、38%がテメル政権はジルマ政権と「同じ」、31%が「より悪い」、24%が「より良い」と回答しています。「同じ」という回答は前回調査の44%から減少し、「より悪い」が前回より上昇しました。