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五輪会場結ぶBRT(バス高速輸送システム)路線開通

 地元での報道によると、リオデジャネイロ市の五輪会場(バーラ・ダ・チジュカ)とデオドロを結ぶBRT(バス高速輸送システム)のトランスオリンピカ線が9日、開通しました。リオ市にとって、五輪・パラリンピック向け大型工事はこれが最後です。来年、BRT路線として最後のトランスブラジル線が開通する予定です。
 トランスオリンピカが開通した日から週末は一般市民に無料開放されますが、18日の正式営業開始後は7月31日まで五輪関連の仕事をする人と選手団、許可を受けたメディアのみが利用可能で、8月1日からは五輪用のリオ・カードJogos Rio 2016を購入すれば誰でも利用できます。
 BRT路線はトランスオリンピカを含め全長120キロメートルが開通しました。パエス市長は、「市の各所を結ぶBRTは五輪終了後の市民の生活に変化をもたらす市の遺産になる」と述べました。