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下院議長が投票無効を撤回

 下院のマラニョン暫定議長はジルマ大統領弾劾手続き請求の下院決議を無効と表明、上院と対立していましたが、9日深夜になりこれを撤回しました。
 上院は予定通り11日、弾劾裁判開廷をするかどうかを本会議で決めます。結果が明らかになるのは12日になってからで、各メディアは、弾劾裁判開始は決定的で、ジルマ大統領は180日間の職務停止に追い込まれると見ています。
 下院、上院の対立はこれで解消されましたが、大統領が代わることで、リオ五輪への影響を懸念する声もあります。しかし、ブラジル消息通は「政界が混乱しても五輪の準備は進んでおり、問題は無い」としています。