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地理統計院調査で740万人が振り子移動と判明

 地元での報道によると、ブラジル地理統計院は25日、2010年度の国勢調査のデータを分析し、「振り子移動」と呼ばれる地域間移動を毎日行う人がブラジル全体で740万人に達していると発表しました。
 サンパウロ市では175万人、リオ市では100万人が毎日の通勤や通学で都市間移動を行っており、振り子のように2地点を往来することから地理学用語で「振り子移動」と呼ばれています。今回の調査では地理学者らが、複数の都市の住民同士の交流規模を示す「都市間調整」と呼ぶ新たな指標を提案し、国内最高規模の都市間調整が見られる都市として、36都市から通勤・通学者が毎日流入するサンパウロ市を挙げています。
 都市間調整が行われるのは大都市に限らず、大半は人口10万人以下の小規模都市により多く見られます。大都市でも都市間調整が起こるとは限らず、例えばマナウス市(アマゾナス州州都)やカンポ・グランデ市(南マットグロッソ州州都)では都市間調整を形成していると言えるほど通勤・通学者が近郊都市から流入していません。同研究ではこうした都市を「隔離都市」としています。