地元メディアによると、ブラジル世論調査統計機関が７日、メディアに関する国民調査を発表しました。発表では情報源として使われる媒体の中で新聞の信頼度が最も高いことが分かりました。調査は、ブラジル政府が政策を行う上で情報媒体に関する統計データを得ることを目的に、国内848市の１万8312人を対象に昨年10月12日〜11月６日に行われました。
発表によると、新聞による情報を「常に信頼している」または「だいたい信頼している」という回答が全体の53％に上り、ラジオが50％、テレビが49％、雑誌が40％でした。インターネット媒体は28％、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）は24％、ブログは22％とあまり信頼をおいていませんでした。
新聞を読むのに費やす平均時間はサンパウロ州の住民が１時間１分、ゴイアス州の住民が２時間12分と２倍以上の格差がみられましたが、全国平均では１時間５分でした。
