地元での報道によると、下院議会で2月27日、国会議員に対する年間ボーナスの「14カ月給与」と「15カ月給与」を廃止する法案が可決されました。エンリケ・アルベス議長(ブラジル民主運動党=PMDB)は、この法案はブラジル国民に対する議会のイメージを改善するためと説明しました。法案成立で下院議会で2741万レアル、上院議会で432万レアルの節約が可能になりました。
14カ月給与と15カ月給与を議員に支払う制度は1938年以来続いてきましたが、ブラジルの普通の労働者は13カ月給与しか支払われていません。シルビオ・コスタ下議(ブラジル労働党=PTB)は、「議員に対するこれらのボーナスはずっと支給されてきたが、もう廃止すべきだと思う」と語っています。