地元メディアによると、サッカー・リベルタドーレス杯決勝第1戦(南米選手権)が27日、ブエノスアイレスでコリンチャンスとボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)の間で行われ、コリンチャンスは敵地で1―1で引き分けました。コリンチャンスは後半27分に左CKのこぼれ球を押し込まれて先制を許しましたが、後半40分にロマリーニョがゴールを決め敵地での価値あるドローに持ち込んだものです。
殊勲者のロマリーニョは先月コリンチャンスに加入したばかりの21歳MF。途中出場のファーストタッチで同点ゴールを決めたほか、24日のブラジル全国選手権パルメイラス戦では2ゴールを挙げて逆転勝利に貢献するなど、急激に頭角を現しています。
決勝第2戦は7月4日にサンパウロ市のパカエンブー競技場で開催されます。同大会決勝戦はアウェー・ゴールを重視するルールが適用されないため、次戦が引き分けだった場合は前後半15分ずつの延長戦で戦われ、それでも決着が着かない場合はPK戦によって覇者が決定します。コリンチャンスが優勝すれば同大会初制覇となり、今年12月に日本で開催されるクラブ・ワールドカップに南米代表として出場します。