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スペイン人の入国を厳格化

 地元メディアによると、政府は4月2日以降、スペイン観光客の入国審査を厳格化すると発表しました。発表によると、スペインから来る観光客は今後、往復の航空券、ホテルの予約証明書、滞在資金証明書を提示が義務付けられ、滞在資金が1日当たり170レアル(約8000円)の準備が必要になります。滞在資金は国際クレジットカード明細に利用金額の上限額が記載されているものも有効です。パスポートの残存有効期間も6カ月以上とされています。
 この他、ホテルに宿泊しない旅行者は、滞在先の友人や親族に登記所で登録された署名付きの招待状と住居証明書のコピーの提示も必要です。
 この措置に対しスペイン政府は批判の声を上げており、ゴンサロ・デ・ベニート外務局長は「施行開始までに今回の決定を撤回させたい」と述べ、「スペイン人に対して行われる入国審査の基準は不当で異常なもの」と不満をあらわにしています。
 スペインでもブラジル人に対しては同様の入国審査が行われていますが、スペインの場合は招待状の署名が登記所に登録されている必要がなく、滞在資金は1日当たり140レアルと定められ、ブラジルよりも緩和されています。
 このところ、スペインの空港で最も多く強制送還されているのがブラジル人旅行者といわれ、毎月平均140人が不法入国の疑いで帰国を余儀なくされています。ところ現在は、減少傾向を示しており、スペインでの就労を求めるブラジル人が減っていると見られています。