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20年間、愛人の子を夫の子と騙し続けた妻

 ブラジルの横文字紙が伝えるところでは、20年間近くも自分の夫を「あなたの子ども」と騙し続けた妻が夫に対し、最高裁判所から20万レアル(約1200万円)の慰謝料の支払いを命じられました。この女性は、結婚後、リオ市に夫と一緒に20年在住、2子を儲けました。女性は「子どもは自分たちの子」と言い、夫もそれを信じて愛情をこめて育ててきましたが、ある日、この子どもたちは妻と愛人の間に出来た子と分かりました。
 このことを知った夫は、妻に離婚を申し渡し、離婚が認められました。しかし、元夫は離婚ぐらいでは腹の虫がおさまりません。そこで「妻に20年も騙され続け、精神的に非常な苦痛を与えられた」と最高裁判所に訴えたのです。同裁判所は元夫の訴えを「もっともだ」と認め、元妻に20万レアルの慰謝料の支払いを命じました。
 現在、元妻は、子どもの本当の親である愛人と同棲しているとか。女は強しです。