警察、メンツをかけて悪人退治

　サンパウロ市西部にあるショッピングセンター、エルドラードでさきごろ、麻薬組織一味と警官隊が銃撃戦を展開、２人が逮捕され、その内の１人は被弾し負傷しました。また、サンパウロ市南部のファベーラでは、日本からの出稼ぎ帰り家族５人を殺害し、逃亡していた主犯の男を発見、警官隊と撃ち合いとなり、犯人は射殺されました。
　先の銃器販売禁止の国民投票で、はからずも警察の治安への不信感が露出した格好となり、警官らは面目をかけて悪人退治に行動を起こした、といわれています。