地元メディアによると、ブラジル経済省は2日、11月の牛肉輸出が昨年同月比45%増加(2億3500万ドル増)したと発表しました。中国への輸出増が主な原因です。同省は、中国で豚インフルエンザが発生、海外からの肉輸入が増加したため、としています。
肉輸出の増加とブラジル国内の干ばつによる肉生産低下、さらにドル高で国内より海外へ輸出する生産者が多くなり、国内の牛肉市場価格が上昇しています。脂肪牛の価格は200レアルを超えました。消費者の購入価格は、1月から11月にかけて平均価格が約35%上昇しています。