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ポルト・アレグレ市上空で目撃された「謎の光」の正体

 ブラジルのメディアによると、サンパウロ市のグアルーリョス空港を離陸しポルト・アレグレ市へ向かったラタム航空3406便のパイロットが5日夜、ポルト・アレグレ上空で不規則な動きをする「未確認の光」を目撃し、空港管制センターに連絡してきしました。このほか、アズール航空のパイロットもこの光を目撃していました。

 ラタム航空のパイロットは管制センターに「好奇心で聞くのだが、ポルト・アレグレの少し南に物体の報告があるか?」と尋ね、管制官は「そうした報告はない」と返事しました。続けてパイロットは「光 が、消えたり点いたりしている。それが1つのときもあれば、2つ、3つのときもある」と話します。管制官が「記録しておくが、まだ何も報告されていない」と答えて会話は終了しました。

 謎の光の正体を知るためヘラー&ユング宇宙天文台に話を聞くと、「その日の夜に発見されたのは、雲間の光の乱反射によるもので、スポットライトか何かの物体によって生じたものだろう。珍しいことではない」という回答でした。