ブラジルのメディアによると、大統領選出馬予定のルラ元大統領が15日、副大統領候補として名前が上がっているサンパウロ州のジェラルド・アルキミン前知事について、「交渉中の話しで、何も決まっていない」と否定しました。サンパウロ州バスト市のラジオ局のインタビューに答えたものです。
ルラ氏はインタビューで、「私はまだ立候補を決定していないし、アルキがミン氏がどの党に参加するかも未定だからだ。が、現在も会話は続けている。アルキミン氏が好きな人もいれば、嫌いな人もいる。私もそうだ。しかし、政治はそのようなもので、話し合いで違いを理解し、歩み寄ることも必要」と語っています。
ルラ氏はブラジル民主運動党（PMDB）、ブラジル社会党（PSB）、社会主義自由党（PSOL）と連携について話し合いを続けているとし、「４月には諸々のことがハッキリする｣と述べました。ルラ氏とアルキミン氏との件は、4月中旬に発表されるとの推測もあります。
