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ブラジルのコロナ死者、感染者が増加中

 日本でもオミクロンが猛威をふるい、社会生活に影響が出始めていますが、ブラジルでは新型コロナによる移動平均死亡者数は3日目で500人を超えてきました。ブラジルのメディアコンソーシアム31日の調査によると、死亡者総計は627,365人、感染者総計は25,454,105人に上っています。

 31日にブラジルでは24時間でコロナによる死者が442人を記録し、過去7日間の移動平均死亡者数は565人になりました。 14日前の平均と比較して 205%で、不気味なことに死亡者が増加示しています。オミクロンは症状が軽いと言われますが、侮れないウイルスです。

 一方、感染者は24時間で102,616人を記録し、過去7日間の移動平均は188,451人とこれまでの最高を更新しました。14日前の平均と比べ 125%になっています。相変わらず感染者も増加しています。

 死亡が上昇している州はパラナ、サンタカタリーナ、サンパウロ、リオ、ミナスジェライスなど22州と連邦直轄区です。横ばいはアクレなど3州で、下降したのはトカンチンス1州でした。