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ブラジルのオミクロン感染者5人

 ブラジルのメディアによると、保健省は2日、ブラジリアでオミクロン感染者を確認し、ブラジルはこれで5人の患者が出たと発表しました。

 新しくオミクロンが確認されたのは2人で、11月27日、南アフリカからエチオピアを経由し、サンパウログアルーリョス空港に到着した飛行機に乗っていました。2人の乗客はグアルリョスからそのままブラジリアへ移動しています。感染者の1人は症状がありますが、もう1人は無症状のままです。2人とも隔離されました。

 ケイロガ保健相は「オミクロンを完全にシャットアウトするのは難しいが、保健当局を信頼して欲しい。これからクリスマス、正月、カーニバルと続き、そうそう経済活動を規制することも出来ない。変異株は突然現れる。ワクチンを接種し、マスクをするなど感染予防に努めて欲しい」とコメントしました。

 国家衛生監督庁(Anvisa)は市民院に、旅行者に対しより厳しい規制措置を実施するよう求めています。