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ブラジルの著名な司会者が新型コロナで入院

 ブラジルのメディアによると、テレビ業界で最も有名な番組司会者のシルビオ・サントスさん(90歳)が13日、新型コロナ感染の疑いでサンパウロ市内の病院に入院しました。娘のパトリシア・アブラバネルさんがソーシャルネットワークを通じ、「父は元気で、遊んだり、冗談を言ったりしている。検査のために入院しただけ」と説明しています。

 サントスさんは3月にコロナ・ワクチンの2回の接種を終えています。このため病院側は、彼の年齢と頻繁な検査をする必要性から入院の処置を取りました。パトリシアさんは「2回接種していても感染しないわけではない。深刻な状態になる可能性が減少する」との説明を受けたと話しています。

 感染学者はワクチンを2回接種すれば、「感染、入院、死亡のリスクを軽減する」としています。パトリシアさんも「父は元気で、検査結果も良好」と話しています。