ブラジルのメディアによると、パラグアイの市民は7日、新型コロナ対策を誤ったとして、マリオ・アブド・ベニテス大統領とヒューゴ・ベラスケス副大統領の辞任を求め抗議デモをしました。この日でデモは3日連続になります。
パラグアイでは野党も、「新型コロナパンデミックの管理を誤った」として大統領の辞任を要求しています。この抗議活動のためベニテス大統領は6日、教育大臣、女性省、および参謀長を更迭しました。保健大臣は5日にすでに辞任しています。
6日の抗議行動では8人が逮捕されました。警察は逮捕理由を、「デモ隊が阻止線を突破しようとした」と説明しています。逮捕者は7日になって釈放されました。デモは、最初は約5,000人始まりましたが、参加市民は膨れあがっています。
パラグアイのコロナウイルス感染は記録的なレベルに達し、病院は崩壊寸前です。過去7日間で、パラグアイの感染率は10万人あたり約115人になっています。