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福島原子力発電所で汚染水漏れ増加

 ブラジルでの報道によると、福島原子力発電所の運営者が19日、「13日に福島沖で起きた強い地震で2基の原子炉の水漏れがさらに被害を受けた」と述べました。この被害で原子力発電所廃止プロセスが困難になることが予想されています。

 今回の新しい汚染水漏れの発見で、数十年続くとされているプラント廃止作業を妨げる可能性があります。東京電力は「汚染水漏れは、1号機と3号機の原子炉の冷却に使用された水位の変化で判った」と指摘しました。今回のマグニチュード7.3の地震は、原子力発電所構造物の被害を増大させる結果になっています。