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ブラジルの新体操メダリストが死亡

 ブラジルメディアによると、新体操の元メダリスト、アナ・ポーラ・シェファーさん(31歳)が16日、パラナ州西部トレド市の自宅で死んでいるのを母ソニア・シェファーさんが発見しました。ソニアさんは、「死因は特定されていないが、心臓発作で死んだのではないか」と話しています。

 ポーラさんの遺体はトレド市の医療法務研究所に運ばれ、死因が調べられています。ソニアさんによると、「発見した午後12時ごろ、彼女は自分の部屋のベッドに横たわっていた。死んでいるとは思いもしなかった。心臓発作か何か起こしたのだろうと思う。日頃は元気な娘で、これまで病気や体の痛みを訴えたことはなかった」と悲しみに暮れていました。

 ポーラさんは2007年にリオデジャネイロで開催されたパンアメリカン大会の新体操部門で銅メダルを獲得しました。現在、新体操のトレーナーとして、トレド市近くのカスカベル市で働いていました。

 彼女は子供の頃に新体操を始め、恵まれた才能を活かし国内や国際大会で活躍してきました。ブラジル体操連盟は、「彼女は同世代で最も注目に値するリズミカルに動く体操選手だった」と彼女の死を悼んでいます。