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ボルソナロ大統領が新党を結成

 地元メディアによると、ボルソナロ大統領の弁護士が19日、ボルソナロ氏がこれまで所属していた社会自由党(PSL)を脱退し、21日に新党のブラジル同盟党結成大会を開くと発表しました。

 ボルソナロ大統領は社会自由党幹部と指導方針をめぐって意見が合わず、同党を脱退し新党を結成すると表明していました。2020年には地方選挙が控えており、それに新党から立候補させるには3月までに政党要件を満たす必要があり、結成を急いでいました。

 新党にはボルソナロ大統領の息子フラビオ・ボルソナロ上院議員も参加の予定で、すでに社会自由党リオ州の代表を辞任しています。もう一人の息子エドゥアルド・ボルソナロ下院議員も社会自由党を離れ、新党に参加の意向を表明しています。

 社会自由党はボルソナロ氏脱退を受け善後策を協議、ルチアーノ・ビバー副代表や執行委員会の大半をを党の幹部に復帰させました。同党幹部の一人は「非常に残念な出来事だ」と話しています。