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ウルグアイ大統領戦は決選投票へ

 地元メディアによると、ウルグアイ大統領の選挙は第一回目の投票が27日行われ、ダニエル・マルティネスとルイス・ラカレ・ポウ両氏によって11月24日、決選投票が行われることになりました。決選投票はポウ氏が有利と見られています。

 マルティネス氏は前モンテビデオ県知事で、現大統領の後継者と見られています。ポウ氏は中道右派の前上院議員です。ウルグアイは2005年から左翼政党の連合が権力を握っており、今回の大統領選でもマルティネス氏を推しています。大統領選は公安改革法案をめぐり争われており、ポウ氏陣営は、強固に反対しています。
 
 一回目の投票結果は以下の通りです。
 ダニエル・マルティネス氏(ワイドフロント)37%〜40%
 ルイス・ラカレ・ポウ(国民党)29%〜29,9%
 エルネスト・タルビ(コロラド党)11.8%〜14%
 選挙裁判所によると、投票率は90%に達しています。どの候補者も得票率が50%に達しなかったため、決戦投票が行われることになりました。

 決選投票はマルティネス、ポウ両氏がそれ以外の候補者の票をいかに取り込むかが鍵になっていますが、地元メディアはポウ氏が有利と見ています。