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ペットフード生産に2.7億レアル投資=ネスレ=

 地元メディアによると、食品・飲料の世界最大手、ネスレ(Nestlé)は2億7000万レアル(約95億円)を投じてサンパウロ州リベイロン・プレト市の工場で犬・猫向けペットフード「ピュリナ」(Purina)を生産する計画です。対象はペット愛好家のブラジルの高所得者層です。ネスレの関係者によれば、現在、ペット産業で成長しているのは高品質の製品で、ブラジル市場は大きな成長を期待できるとしています。

 ラテンアメリカの「ピュリナ」担当役員は、リベイロン・プレトのピュリナ製造工場では年間3万トンのペットフードを生産し、その約75%をブラジル国内で販売、残りはアルゼンチンやペルー、チリ、コロンビアといったラテンアメリカ諸国に輸出するとしています。