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東北ブラジルで大規模停電、7州各地でパニック状態

 現地紙の報道によると、3日深夜から4日早朝にかけて東北ブラジル7州(バイア、ペルナンブコ、セアラー、アラゴアス、リオグランデ・ドノルチ、セルジッペ、パライーバ)全域で大規模な停電が起こり、数時間にわたり混乱状態に陥りました。原因は、送電線のトラブルで変電所が故障したためと見られています。
 ブラジリア時間の4日午前、東北ブラジル地方でインターネットのツイッターを利用している人たちから「停電で町中が真っ暗になっている」という情報が立て続けに投稿されました。都市部のフォルタレーザ市、レシフェ市、サルバドール市も停電になり、サルバドール市に住む大学教授のアギネス・ベゼラ氏(34)は停電の様子を、「停電になったので外を見ると真っ暗だった。市内のステラマリス地区に住む父親に電話をしたが、やはり同じ状態だった」と語っています。