地元メディアによると、、ミナスジェライス州民事警察は15日、製造工程で汚染したと思われるビールを飲み2人目の犠牲者が出たと発表しました。1人目は7日に死亡していますが、同ビールを飲んだ可能性を指摘されています。
事態を重く見た農務省は調査に入り、検査結果を15日に「醸造所で使用された水が汚染されていた」と発表しました。検査官は汚染物質はジエチレン・グリコールだったと指摘し、「グリコール汚染水が醸造プロセスで使用されていた。どの段階でどのように混入したのかはまだ調査中」としています。
さらに農務省は、「麦汁を冷却する氷水(成分の最初の混合物)にも有害物質の痕跡があり、冷却した後、この水は新しいタンクに注がれ、この時点でビールに混入したことも考えられる」とも述べています。
農務省は、現在は確定的なことは言えず、冷却水、漏出、誤用の面から調査を進め、同醸造所生産ビールのリコールと販売停止を求めています。警察は死亡者と汚染ビールとの関係を重点的に調査しています。