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カイシャ銀と東京海上が合弁会社設立

 6日付け日本経済新聞によると、東京海上はブラジル大手のカイシャ銀行と組み、住宅向けの火災保険などを手掛ける新会社を設立する方針を固めました。東京海上の新会社への出資額は約400億円とみられます。

 東京海上合弁会社を設立する相手はカイシャ銀傘下の保険会社カイシャ・セグリダーデ。住宅向けの火災保険と団体信用生命保険を組み合わせた保険商品を販売する予定です。カイシャ銀はブラジルの住宅ローン市場で7割のシェアを占めています。

 カイシャ銀は事業再編の一環として、東京海上合弁会社を立ち上げることにしました。東京海上はブラジル損保事業で純利益100億円(年間)弱を稼いでおり、カイシャ銀との提携で一掃の事業拡大を狙ったものです。