茂木敏充外務大臣とG20愛知・名古屋外務大臣会合出席のため訪日中のホルヘ・マルセロ・フォリー・アルゼンチン共和国外務・宗務大臣が２２日，外相会談を行いました。同会談で両外相は、普遍的価値を共有する戦略的パートナーとして，両国が引き続き二国間関係及び国際場裡での協力を継続・強化していくことの重要性で一致しました。
また会談でフォリー外相は「近年，外交関係樹立120周年と日本移民130年を祝ったように，日本とアルゼンチンは長年友好関係にあり，引き続き貿易・投資といった経済分野を含む様々な分野で日系人の方々が築いた絆を大事にしつつ二国間関係を強化していきたい」と述べ、一方、茂木外相は「本年のラクビーＷ杯に続き，2020年東京オリンピック・パラリンピック，2023年のブエノスアイレス博覧会，2025年の大阪・関西万博等重要なイベントが続き，これらを通じて交流を更に促進していきたい」と述べました。
さらに茂木外相は，アルゼンチン出身のグロッシー大使のＩＡＥＡ事務局長選出への祝意を述べ「，グロッシー次期事務局長の取組を最大限支援していく」と述べ、フォリー外相は，祝意に感謝するとともに，「アルゼンチンとしても原子力の平和利用の観点から，日本がこれまで大きな貢献を行ってきたＩＡＥＡと協力していきたい」と述べました。
