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電気通信法改正案承認で光ファイバー整備加速

 地元メディアによると、ブラジル上院は11日、懸案になっていた一般電気通信法の改正法案を承認しました。法案は上院科学技術委員会で承認され、全体会議で承認されたものです。同法案は2016年に下院で承認され、上院に送られていました。

 法案は固定回線事業者の契約変更を認め、電話会社は公衆電話への投資を光ファイバーへの投資に向けられるようになります。これにより小都市など経済的利益の少ない地域での高速インターネット回線の増強が期待できます。これへの投資額は、最大で1,000億レアル、少なくとも180億レアルとされています。

 フラビオ・ボルソナロ上院議員は、 「北東部などの地域向けの高速ネットワークであるインターネット、Wi-Fiを整備するための、大企業の投資を容易にする」と、この法案に支持を表明しています。