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情報サービスが好調

 地元メディアによると、ゼツリオ・ヴァルガス財団が17日、6月の輸出総額が対前年同期比10.4%減と発表しました。また、5月調査の四半期国内総生産は、2月に発表した四半期より0.8%減少としています。

しかし同財団は、「国内総生産を月間だけで見ると、5月は4月より0.5%増加し、昨年5月比で4.3%増加、12カ月間累積では1.2%成長した」としています。

 業界別に見ると、サービス(-0.4%)、産業(-1.4%)、農業と家畜(-1.2%)と各部門で減少しています。サービス部門で目立って減少したのは輸送で2%減。同部門では情報サービスのみが0.2%増になっています。輸入は2.4%増で、家計消費と投資はいずれも0.2%増加しました。

 同財団調査はブラジル地理統計研究所が四半期ごとに発表します。1月から3月、4月から6月、7月から9月および10月から12月の期間を四半期として発表しています。