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中国向け鶏肉輸出が49%増

 7日付伯字紙によると、ブラジル動物性タンパク質協会は、今年5月の中国向け輸出鶏肉は昨年同期比49%増の5万4800トンで、同月輸出鶏肉の14.7%を占めた、と発表しました。アフリカ豚コレラ発生が、中国での需要増につながっていると見ています。

 今年5月の鶏肉輸出はアラブ首長国連邦向けも際立っています。同国への輸出鶏肉は輸出量の8.2%に相当する3万700トンに上り、昨年同期比49%の増加です。

 ブラジル全体で5月に輸出した鶏肉(生鮮肉および加工肉)は昨年比14.4%増の38万1100トンに上り、ドルベースで6億5890万ドルになります。今年1~5月累計鶏肉輸出量は昨年同期比3.6%増の165万9000トン、輸出額は同6.3%増の27億6600万ドルでした。報道では、ブラジルは世界最大の鶏肉輸出国としています。