地元メディアによると、ジャイル・ボルソナロ大統領は8日、テレビ番組の中で、テルアビブにある駐イスラエル・ブラジル大使館をエルサレムへ移転させる考えをあらためて語りましたが、その時期については言及しませんでした。
今年1月に大統領に就任する前から、駐イスラエル大使館をエルサレムへ移転させる意向を示しており、この日のインタビューでも、大使館移転について「考えは変えていない」としながらも、「我々は誰とも対決したくない」と語りました。大統領によると、大使館をエルサレムへ移転させる考えには、パレスチナとイランが反対しています。
ボルソナロ大統領は今月初めにイスラエルを訪問、通商事務所をエルサレムに開設すると発表しました。イスラエルのネタニヤフ首相は、通商事務所の開設がブラジル大使館エルサレム移転への第一歩になる可能性があると捉えています。