国内メディアによると、米自動車メーカー、ゼネラルモーターズ(GM)は19日、2020~24年間にサンパウロ州で100億レアル(約3000億円)の投資を行うと発表しました。100億レアルのうち50億レアルはサンジョゼ・ドス・カンポス工場に投じられ、同社がかつてシボレーのブランドで製造、販売していたピックアップトラックの新型を製造します。
大規模な投資のニュースは同社ラテンアメリカ法人のカルロス・ザルレンガ社長とサンパウロ州のジョアン・ドリア知事の面談の中で発表されました。この投資でサンパウロ州内では、GMは約1万3000人、ドリア知事は1万5000人の雇用が維持される、としています。また、GMは、この投資によりサンパウロ州政府の自動車産業優遇の対象となり、商品流通サービス税(ICMS)が最大25%割引という恩恵を受けます。