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リオのカーニバル 「立ち小便」で1万7000円の罰金

 地元メディアによると、リオデジャネイロ市役所は11日、2019年の同市のカーニバルには700万人を超える人が集まり、同市の経済に37億8000万レアル(約1134億円)の収入をもたらしたと発表しました。同市の計算には、サンバパレード会場での動員数だけでなく、路上カーニバルまでが含まれています。

 今年のカーニバル期間中には160万人以上の旅行者がリオ市に滞在し、同期間中にリオ市内の商業、サービス業での消費額は18年のカーニバルに比べて26%増加しました。また同市が収集したゴミの量は、昨年比14%増の1227トンに上りました。

 ゴミを「ポイ捨て」したとして同市の条例違反に問われ、231人が罰金を科されました。路上などで「立ち小便」をした999人が563.30レアル(約1万6900円)の罰金を科されています。