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「隣人」に暴行される女性が増加

 26日付メディアによると、調査会社ダタフォーリャの調査で暴力を受けた女性の5人に1人が隣人からの暴力と判りました。隣人からの暴力被害女性はこの12カ月間増加し、「隣人」は暴力の加害者の21.1%を占めるまでになっています。調査は2月4、5日にブラジル130都市で行われ、16歳以上の女性1092人が回答しました。回答した女性の27.4%が1年以内に何らかの暴力を受けており、暴力を受けた女性の76.4%が「暴力を振るったのは知人」と答えています。

 暴力を振るった相手は「交際相手」(23.8%)が最も多く、続いて「隣人」(21.1%)、「元交際相手」(15.2%)、「父親または母親」(7.2%)、「友人」(6.3%)、「兄弟姉妹」(4.9%)、「雇用主または職場の同僚」(3.0%)の順でした。年齢層別に見ると、16~24歳の42.6%が暴力を受けたと回答、25~34歳は33.5%、35~44歳は27.1%、45~59歳は17.8%、60歳以上は13.6%でした。