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サンパウロ市の暑さ、史上2番目

 地元メディアによると、リオ・デ・ジャネイロ市でここ97年間で最も暑い平均気温を記録した今年は、サンパウロ市も熱波に襲われました。国立気象観測所の発表では、1月にサンパウロ市の気温が30℃を超えなかったのはわずか5日間だけで、最高気温は、1943年開始の観測史上、2014年1月に記録した31.9℃に次いで2番目に高い31.8℃に達しました。過去の1月の平均最高気温(27.8℃)を4℃上回っています。平均最低気温は20.5℃と過去の平均(18.6℃)よりも1.9℃高く、15年1月に記録した21.1度に次ぐ観測史上2番目の高さです。

 サンパウロ市内で1月に観測された最も低い気温は26日の16.5℃、最も高い気温は30日の35.1℃でした。この暑さは2月に入ってからも続く見通しでですが、国立気象観測所は「2月の予想は平均28℃を少し上回るが、1月ほどの厳しい暑さにはならないだろう」としています。