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給油所内での飲酒が原則禁止

 国内メディアによると、サンパウロ州内のガソリンスタンドでの飲酒が全面的に禁止になりました。サンパウロ州ジョアン・ドリア知事(PSDB=ブラジル社会民主党)が16日、州内のガソリンスタンドで飲酒を禁じる法律を公布したためで、ガソリンスタンドに設置されているコンビニ売店、給油レーン外の一部エリアでは飲酒が可能です。

 新法では、顧客や市民に飲酒に関する告知のため、ガソリンスタンド内にポスター掲示が求められ、同時にガソリンスタンドや売店の責任者は「顧客や市民に禁止事項を知らせる義務」を負うことになりました。

 ガソリンスタンドの許可エリア以外で飲酒している人には、警察官が強制的に排除することになります。スタンドの経営者が飲酒を目撃、放置した場合、消費者保護法による罰則が適用され、罰金、製品の押収、販売禁止、営業停止などの処分を受ける可能性があります。