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市民の65%が「経済は良くなる」

 各メディアによると、ジャイル・ボルソナーロ大統領(PSL=社会自由党)率いる新政権が発足する直前の12月18、19日に調査会社ダタフォーリャが実施した2077人への聞き取り調査で、65%が「ブラジル経済の状況は今後数カ月の間に改善される」と回答しました。8月の調査では「良くなる」と回答したのは23%でした。楽観的な回答者は、1997年に開始された同調査史上最も多くなっています。

 同調査で「今後数カ月の間に悪化する」と回答したのは9%と同年8月調査(31%)から大きく減少し、「現状維持」と回答したのは24%でした。失業率も47%が「下がる」と回答、「上がる」としたのは29%、「横ばい」は21%でした。

 なお、ブラジルが直面している経済危機に対しては、「危機は間もなく終わり、ブラジルは成長を再開する」との回答者は50%にとどまり、「まだ時間がかかる」との回答者も42%でした。「ブラジルは成長過程にある」との回答者は5%でした。