エスタード紙など国内メディアによると、世界経済フォーラムが発表した「2018年度男女平等ランキング」で、ブラジルは149カ国中95位と判りました。前年から5つ順位を下げ、11年以降で最も低くなりました。同フォーラムの分析によると、労働市場における女性就労者の減少が主な要因としています。
この調査では、ブラジル女性の68%しか能力発揮のチャンスがないと判断されています。南米諸国のランキングでもブラジルは21位で、ベネズエラ、キューバ、ホンジュラス、ボリビアを上回るっているに過ぎません。インドネシア、ベトナム、ケニア、ミャンマーはブラジルよりも上位に位置しています。
医療と教育に関する限りブラジルは、男女格差は認められませんが、政治分野では149カ国のうち112位と、世界平均をかなり下回っています。17年度は110位でした。閣僚レベルの男女格差は、下位10カ国の中に入っています。
<註>今年はこの情報で終わりです。来年は7日から予定しています。