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マナウス・フリーゾーンの売上15%増

 マナウス・フリーゾーン監督庁発表としてメディアが報道したところでは、マナウス・フリーゾーン内工業地区で操業する企業1~9月の売上高は678億レアル(約2兆340億円)に上り、昨年同期比15.32%の増加でした。ドル・ベースだと188億ドル、昨年同期比1.24%増です。今年1~9月の輸出額を見ると、レアル・ベースでは昨年同期比で19.5%増、ドル・ベースでは同3.93%増になっています。

 各社のデータを基に同庁がまとめた売上高は、最も売れたのが電気電子分野で、全体の28.21%(191億レアル)を占めています。次いで情報機器分野の141億レアル(20.87%)、二輪車分野の95億9000万レアル(14.14%)、化学品分野の88億レアル(12.98%)と続きました。

 商品別の販売額は、液晶テレビ125億4000万レアル(35億6000万ドル)、自動二輪車74億8000万レアル(20億7000万ドル)、携帯電話機73億3000万レアル(20億3000万ドル)、エアコン21億7000万レアル(6億270万ドル)などとなっています。腕時計・懐中時計は8億2450万レアル(2億2810万ドル)、自転車・電動アシスト自転車は5億3550万レアル(1億6740万ドル)でした。