地元メディアによると、米自動車メーカーのフォードは、2019年のブラジル新車市場は対前比10~12%拡大すると予想しています。南米における同社の法人担当副社長、ゴルファーブ氏が明らかにしたものです。サンパウロ市内で開幕した国際自動車ショーで語ったもので、「ビジネス環境は明るくなると考えている。成長見通しは来年の国内総生産予想に基づいたもので、直接販売は全体の40%を占めると考えている」としています。
直接販売は自動車メーカーと大口客(レンタカー会社など)との間で行われる直接取引を指し、ブラジル国内では急成長しています。しかし直接販売は、最終消費者(一般ユーザー)向け販売と比べ、価格の値下げ圧力にさらされています。