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風疹患者が 2425人、死者が12人

 アジェンシア・ブラジルの報道によると、保健省が24日、国内で2425件の風疹患者が確認され、2000人はアマゾナス州、332人はロライマ州の居住者と発表しました。この2州では、他に7674人が風疹に似た症状を見せているとしています。

 他州ではサンパウロ州(3人)、リオデジャネイロ州(19人)、リオ・グランデ・ド・スル(43人)、ロンドニア州(2人)、ペルナンブッコ州(4人)パラー州(17人)、ブラジリア(1人)、セルジッペ州(4人)が確認されています。

 発表では、国内で風疹の死者が12人出ており、そのうち4人はロライマ州(外国人3人とブラジル人1人)、6人はアマゾナス州マナウス市出身者が3人、アウタゼス市出身者が2人、マナカプル市出身者が1人)、2人はパラー州ベネズエラ先住民)の患者としています。

 同省は、新たな発症を予防するためのワクチン接種の実施を強化しており、ワクチン1320万本を流行地域に配布、風疹食い止めに必死になっています。