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ショッピングモールの売上げ好調

 国内メディアによると、ブラジルのショッピングモール業界全体の8月の売上高が「父の日」絡みの販売と各種割引セールで、昨年同月比8.6%、前月比1.1%、それぞれ増加しました。ブラジル・ショッピングセンター協会が5日発表したものです。

 8月のモールの売上高は路面店売上高の伸び(前年同月比7.8%)を上回っています。特に伸びが大きかったのは13.3%増の衣料品で、香水、家庭用品、電話、各種雑貨がそれに続いています。

 今年1~8月のモール業界の売上高は昨年同時期比で3.8%増加しており、同協会は、「不確実性が増している政治環境にも関わらず売上げの伸びは、今年売上げの底上げを予想させる。モール業界の業績は累計で大体4%増大しており、今年の年間業績は前年を5~6%上回りそうだ」と説明しました。