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二輪生産10万台超

 国内メディアによると、ブラジル二輪自工会は10日、8月のオートバイ生産数は対前年同期比で31.4%増で、1カ月間の生産数としては15年10月以降最も多い10万5336台と発表しました。年初来累計の生産台数は前年同期比21%増の69万6297台としています。

 8月のオートバイの販売台数(新車)は全国自動車販売業者連盟によると、17年8月を16.5%上回る8万8906台で、今年1~8月累計は前年同期比8.4%増の62万1861台になります。

 二輪自工会のマルコス・フェルマニアン会長は好調だった8月の売れ行きについて、オートバイ購入のためのコンソルシオ頼母子講)の好調と信用供与の増加によると説明、「10月の選挙戦開始で、政治が経済にどのように影響するかを知るのは難しい。しかし、二輪部門の販売好調は続くだろう」と好調さは持続するとの見方を示しました。二輪自工会は最近、18年の年間生産台数予想を98万台へ上方修正しています。