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闇飲食店 の中国人逮捕=サンパウロ市=

 各メディアによると、当局の許可を得ずに飲食店を闇営業していた5人の中国人が11日、サンパウロ州文民警察に逮捕されました。同飲食店は、割安な価格で品物が購入できるサンパウロ市内中心部の商店街(25 de Março通り)の建物内で営業していました。調べによると、逮捕された中国人は居住用の建物を「レストラン」に改造し、消費期限が切れた食材で料理を作り客に提供していました。

 警察と衛生管理当局は闇レストランが営業されていた建物で、非衛生的に取り扱われている牛肉や野菜、鶏肉、チーズなどの食材200キログラムを発見、廃棄処分にしました。魚のはらわたとナマコが入ったパックは、生産者も販売者もまったく不明な代物で、鶏肉は7月に消費期限が切れていました。

 捜査責任者は、「闇レストランを利用した客は、食中毒で最悪の場合は死に至る危険性にさらされていた」と闇営業レストランの危険性を指摘しました。