国内メディアによると、保健省が18日、麻疹(はしか)感染の報告書を公表、17日までに6州で677件の感染が確認されました。感染者の大部分は北部アマゾナス州とロライマ州の在住者です。麻疹の感染例は最近はありませんでしたが、2月に1人目の患者が確認されてから、感染者が増加しています。
両州以外のリオ・デ・ジャネイロ州(7件)、リオ・グランデ・ド・スル州(8件)、ロンドニア州とサンパウロ州(各1件)でも感染者が確認されています。このほか全国で2724件が疑わしいとして調査中です。
保健省は、ロライマ州とアマゾナス州での流行は国外から持ち込まれたウィルスが原因と見ています。同省では流行を食い止めるのは問題ないとしていますが、そのためにはワクチン接種が重要と指摘しています。