全国自動車販売業者連盟の発表によると、2018年6月の新車販売台数は乗用車、軽商用車、トラック、バス合わせて20万1987台を記録し、前年同時期を3.69%上回りました。これで18年上半期(1~6月)の販売台数は前年同時期より14.47%増となり、販売実績は116万6663台でした。各メディアの報道です。6月の販売は思ったほど伸びず,前月比で0.06%増とかろうじてプラスになりました。販売の中で大きな比重を占める乗用車は前月を0.55%下回り、5月に続いて2カ月連続で減少しています。
自販連は年間予想(18年、分野別)を、乗用車が前年比13.2%増から同9.9%増へ、軽商用車が11.6%増から8.7%増へ、バスが4.7%増から4.1%減へと下方修正しました。トラックの予想だけは、10.3%増から24.8%増へ大幅に上方修正しています。
自販連のジュニオル会長は、「今年5月後半に発生したトラック運転手ストによる影響が大きく、年内は影響を克服出来ない。サッカーW杯も自動車ディーラーの活動を鈍らせた。これから大統領選をはじめとする選挙が続き、その結果待ちで経済活動は停滞する」と下方修正の理由を説明しています。